71キロ級で山田亮清(八海2年=新潟)がベスト8入りした。準々決勝は米原潔太(和歌山北3年)にテクニカルフォールで敗れたが、3回戦では村山璃紋(山形商3年)にテクニカルフォール勝ち。28日の2回戦に続いて初の全国大会で2勝し、夏の全国高校総体へ向けて手ごたえをつかんだ。

「もっと実力をつけなければならない」。米原に完敗し、山田は強い口調で言った。タックルから寝技の連続に持ち込まれて0-11。「手も足も出なかった」。もっとも3回戦は得意のタックルを決めて圧勝。「ベスト8から勝てるように」。目標は明確になった。