バレーボールVリーグ1部男子ファイナルステージの決勝を翌日に控えた30日、頂点を目指すパナソニックパンサーズ(レギュラーラウンド=RR1位)とサントリーサンバーズ(同2位)の両主将と監督が会場の有明コロシアムで、会見に出席した。

パナソニックの山内晶大主将(30)は「10月から長い間やってきて、やっとファイナルに来た。ここまで来たからには勝って、サポートしてくれた方々と一緒に勝利を分かち合いたい」。

相手チームを「世界クラブ選手権3位をとっているチーム」と警戒し「1位通過しているとはいえ、受け身ではなくチャレンジャーとして立ち向かっていく」と力を込めた。

2季ぶりの王座奪還を狙うサントリーの大宅真樹主将は(28)は「とにかく相手に隙を見せないように、1点ずつ、泥くさく。全員で展開したい」と意気込み。RRでパナソニックに2敗したことが奮起につながったことを明かし「最後、一番いい試合で戦えるのはすごくうれしい。ファンの皆さんも最後まで一緒に戦ってほしい」と呼びかけた。

決勝のチケットは、指定席、自由席ともに完売している。