スポーツの指導者や医療関係者らを講師に招いた「子供の未来とスポーツのためのシンポジウム」が17日、静岡県富士市で行われた。

同イベントは若年層へのスポーツ指導のあり方などを考えるため、米スタンフォード大アスレチックトレーナーの山田知生氏や元なでしこジャパンフィジカルコーチで早大教授の広瀬統一氏らが中心となって主催。19年から全国各地で行っており、7回目となる今年は静岡での開催となった。

「心を整える~スポーツを通じた心の土台作り~」と題して講演した山田氏は、モチベーションとストレスの関係性を脳内物質の働きなどを交えながら説明したほか、自分が目標を達成できると信じ抜く「自己効力感」の大切さについて、「自己肯定感」と比較しながら語った。

「スポーツを通じて人生を豊かにする」をテーマとしたトークセッションでは、山田氏、広瀬氏のほか、競泳の元日本代表で富士市役所職員の市川洋介氏も登壇し、若者の進路の選び方などについて意見を交わした。スポーツで培った経験を社会に出たときにどう役立てるかという問いに対して、広瀬氏は「(スポーツに特化した)単一的な取り組み方をしていたとしても、その一方で、社会にどれだけ興味、関心を持てるかが大切」と話した。