レバンガ北海道がシーズン最多動員記録を更新した。茨城との最終戦は5655人が駆けつけ、83-70で勝利。1試合平均でクラブ史上最多の5378人をマークした。第1クオーター(Q)は追う展開も、25-25の第2Q1分42秒に中野司(28)が3点シュートを決めて勝ち越すと、その後逆転は許さなかった。通算21勝39敗で、東地区8チーム中5位でフィニッシュ。各地区8チーム制になった22-23年以降で最高順位だった。

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北海道が逆転勝利で今季最終戦を締めくくった。試合後選手たちはお決まりの「レバンガビクトリー」のかけ声とともに、LとV字のポーズを決めた。5655人が駆けつけた満員の本拠地での戦いを終え、小野寺龍太郎監督(43)は「きたえーるでこのメンバーでプレーするのは最後。ファンのみなさんに後押しされて勝ったゲーム」と振り返った。

第1Qは立ち上がりの連続失点で先行され、19-22で終えたが、第2Qは中野が連続で3点シュートを決めて同点、勝ち越しに成功した。試合前に「レギュラーシーズンの最後の試合で勝って終わるのはリーグの中でも半分。最高の形で終えよう」と話し合い、強い気持ちで臨んだ。チーム2番目の16得点を挙げ、MVPを獲得した中野は「悔いのないように、自分自身できるプレーを120%やろうと思った。しっかり打ち切ることができたので、それが結果につながった」とうなずいた。

各地区上位2チームと全体から2チーム(ワイルドカード)の8チームによるチャンピオンシップ(CS)には届かなかった。指揮官は「CSに行くには勝率5割はいく必要がある。6~7割ないとトップ10には入れない」。勝率3割5分。まだまだ伸ばす必要がある。

それでも地元人気は高まっており、今季は昨年12月のエスコンフィールド開催でリーグ最多1万9462人動員を記録するなど、1試合平均でクラブ史上最多の5378人を記録した。26年秋からはトップカテゴリーがBリーグ・プレミアとしてスタートし、現行リーグでは来季が最後。すでに参入が決まっている新リーグ初年度に向けて、チーム力を整えるシーズンとなる。【保坂果那】

○…第1Qの反撃は寺園脩斗(30)の5連続得点から始まった。開始1分30秒からの2分15秒の間に、たった1人で0-5から10-8に逆転。「ブースターのみなさんは勝つ姿、CSに行く姿を見たいと思っていると思う。その期待に応えるためには、もっともっと1人1人が成長しないといけない」と来季を見据えた。