ラグビー日本代表(世界ランク14位)のフッカー原田衛(26=前東芝ブレイブルーパス東京)が、主将への思いを明かした。

16日、東京・府中市でFW合宿に参加。今月開幕のパシフィック・ネーションズカップ(PNC)に向けて、ラインアウトや防御の練習に取り組んだ。

これまで主将を務めたリーチ・マイケル(36=東芝ブレイブルーパス東京)が今大会は不在。エディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(HC、65)はメンバー発表時の会見で「次世代リーダーを育成しないといけない。将来的には日本人(出身)のキャプテンを作らないと」と口にしており、原田は“有力候補”に挙がる。

指揮官からは、たびたび「若手を、言葉ではなく姿勢でしっかり引っ張ってほしい」と声を掛けられているという。自身は、練習の合間の移動時には先頭を走り、同ポジションの江良颯(23=クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)らを個人練習に誘うなどポテンシャルは十分。

ただ、本人は「一番きついポジションだし、やりがいはあるけど、進んでやりたいわけではない」と告白。「できれば周りで見ておく方が楽なので…やりたくはない」と笑いつつ、思いを明かした。

チーム、代表をけん引するリーチの背中を見てきたが「厳しさはリーチさんよりはあるかな。僕の方が細かいし、心配性。チームに口出しできるし、あまり言える人はいないと思うので」とアピール。神奈川・桐蔭学園、慶大と主将を務めた経験を持ち「やりたくないけど、やって後悔したことはない。人間としても成長できるし、任せてもらえるのであれば全うしたい」と意気込んだ。

今大会は環太平洋諸国6チームが参加。1次リーグは3カ国ずつに分かれ、日本は30日にユアテックスタジアム仙台でカナダ(同25位)、9月6日(日本時間7日)には米サクラメントで米国(同16位)と対戦する。各組上位2チームが準決勝に進む。昨季は準優勝だったが「PNC優勝をチーム全員で目指したい」と宣言した。

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