昨季のSVリーグ覇者のサントリーが、イタリアリーグ1部で欧州チャンピオンズリーグ覇者のペルージャに、1-3の逆転負けを喫した。今季から主将を務める高橋藍(24)は11得点。攻撃だけでなく再三の好守でも会場を沸かせたが、失った各セットは終盤に粘れなかった。
欧州王者の前に屈したが、21年から3年間イタリアでプレーした経験を持つ高橋は、心からバレーを楽しんだ。ネットを挟んだ向こう側には、日本代表でアウトサイドヒッターの対角を組み石川祐希(29)やイタリアリーグでともにプレーしてきたなじみの顔触れ。「負けてしまったけど、相手からもいろいろなことを学ばせてもらった。見ているお客さんにも非常に楽しんでもらえたと思う」と、夢の対決を振り返った。
リーグ2連覇、そして自身のSVリーグ参戦の決め手となった「世界制覇」への挑戦に向けて、ペルージャとの一戦をただの親善試合で終わらせるつもりはない。この日も「万全でない中で終盤のチームのあり方や、チームの上げていき方はトップチームだと感じた。その意識で負けていた」と、世界の常勝軍団から勝利の極意を吸収。8日も同所で行われる第2戦へ、「さらに高いクオリティーを出して、明日はもっといい試合にしたい」と闘志を燃やした。


