“卓球天使”として話題のタレント菊池日菜(22)が9日、東京・築地の日刊スポーツを訪問した。全日本選手権出場の腕前を誇る卓球と、芸能活動を両立してきた東京女子体育大学の4年生。応援アンバサダーを務めるTリーグ・プレーオフ(PO)の注目ポイントや、自身の今後などについてたっぷりと語った。
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昨年7月末に開幕したTリーグが、いよいよクライマックスを迎えた。レギュラーシーズン(RS)を勝ち抜いた男女各3チームによるPOは、21日に東京・東洋大学赤羽台キャンパスで幕を開け、27、28日に東京・代々木第二体育館で男女の決勝が行われる。応援アンバサダーを務める菊池は、「本当にどのチームも魅力があって、見どころが盛りだくさんなんです」と言葉に力を込めた。
男子で注目に挙げたのが、RSを首位通過した木下マイスター所属の松島輝空(そら、18)。全日本選手権2連覇中の若きエースについて「威力のあるフォアハンドなど、すごくダイナミックなプレーをする。見ていて楽しい選手」と紹介する。特に印象的なのは「どんな場面でも動じないんです」というメンタルの強さ。自身も24年全日本選手権に混合ダブルスに出場した経験があるが、「私は顔に出て動揺してしまうタイプ。本当にすごい」と尊敬のまなざしを向けた。
女子はRS1~3位の勝ち点差がわずか「3」で、POでも混戦模様。「過去イチ詰まっているんじゃないかという僅差で、最後まで分からない展開になりそう」と見通す。その中でキーマンに挙げたのが、首位通過の日本生命レッドエルフの面手凜(18)と、2位の木下アビエル神奈川の張本美和(17)の高校生コンビだ。面手は4月にロンドンで開かれる世界選手権の代表にも初選出されており「リーグを通して成長がはっきり見える選手」と期待を寄せる。張本は1月の全日本選手権で史上初の4冠を達成するなど、言わずと知れた日本の顔。「いきなりコースを打ち分ける技術がすごい。実際に見ても、『こんなところでなんでこんなコースに打てるの?』って驚く場面がすごく多いです」と、卓越した感覚に目を丸くする。
決勝の舞台、代々木第二体育館は、独特の熱気に包まれる。「会場の盛り上がりは一段と違います。どこが勝ってもおかしくないドキドキ感はTリーグならではです」。“卓球天使”も、決勝には両日「降臨」を予定。「卓球は個人戦のイメージが強いかもしれないけど、プレーオフはベンチの力が勝負を分ける。点を取った時に選手間でどんなアイコンタクトを交わしているかも注目して見てほしいです」と、呼びかけていた。【勝部晃多】


