“卓球天使”として話題のタレントの菊池日菜(22)が9日、東京・築地の日刊スポーツを訪問した。卓球では全日本卓球選手権大会出場の実績を持ち、芸能活動と両立してきた東京女子体育大4年生。応援アンバサダーを務めるTリーグプレーオフ(PO)の見どころや、自身の今後について語った。
◇ ◇ ◇
「卓球天使」「かわいすぎる卓球女子」と注目されてから約2年半。菊池は「こんなふうになるとは、全く想像もしていませんでした」と笑顔で振り返る。
転機となったのは2023年7月。23-24年シーズンのTリーグ開幕戦でボールガールを務めた際に撮影された写真がSNSで拡散され、一躍注目を集めた。X(旧ツイッター)のフォロワーはわずか3日で約3万人増加。これを機に知名度が広がり、24年3月には森香澄らが所属する芸能プロダクション「seju」に入り、本格的に芸能活動をスタートさせた。
現在はTリーグの応援アンバサダーとして、SNSなどを通じてリーグの魅力を発信している。「中学生の頃から何度か足を運んでいた憧れの舞台」というTリーグでのPR活動に夢中だ。ファンからは「応援に行きました」「Tリーグ面白いですね」といったメッセージが届くこともある。「卓球を知らなかった方から反応をもらえると、やりがいを感じます」と目を細めた。
卓球との出会いは中学生の頃。決して早いスタートではなかったが、実力を伸ばして全国屈指の強豪校、青森の五所川原商業高校(現・下山学園)へ進学した。大学でも競技を続け、目標としていた全日本卓球選手権大会に混合ダブルスで出場。昨年11月の大会を最後に現役を退いた。「Tリーグとはレベルが全然違いますが、人生の目標だった舞台。やりきったという気持ちがあります」と、充実した表情で振り返った。
今春の大学卒業後は、芸能活動1本で卓球の普及に力を注いでいく。プレーヤーから“伝える側”へ立場は変わるが、競技への思いは変わらない。「どうすれば卓球がもっと注目され、興味を持ってもらえるのかを常に考えています」と力を込める。11年間の競技生活は、かけがえのない財産だ。「卓球を続けてきたことで、本当に多くの方と出会えました。卓球には感謝しかありません」。競技で培った経験を糧に、今度は普及の最前線でラケットを握り続ける。【勝部晃多】


