北京五輪自転車競技代表の帰国報告会が3日、都内のホテルで行われ、男子ケイリン銅メダリストの永井清史(25=日本競輪選手会)を含む、10選手が出席した。

 祝賀会も兼ねた立食形式の会場では、各選手の北京での活躍がスクリーンに映し出された。最後に男子ケイリン初のメダルを日本にもたらした永井が画面に現れると、拍手がわき起こった。永井は「終わった瞬間は信じられないと思いました。最高のレースが出来ました」と笑顔。今後はロンドン五輪を目指す一方で、11日から始まるオールスター競輪を皮切りに、「競輪」に復帰する予定だ。

 永井には日本競輪選手会から顕彰金1000万円、日本自転車競技会など関係5団体から功労金2000万円、日本自転車競技連盟から褒賞金200万円が贈られた。