2010年に柔道の世界選手権男子73キロ級で優勝しながらロンドン五輪出場を逃した秋本啓之(了徳寺学園職)が、11月の講道館杯全日本体重別選手権から復帰予定であることが11日、分かった。同学園柔道部の山田利彦監督が明らかにした。

 秋本は左足甲の負傷が完治に向かい、母校の筑波大などで稽古を再開。「自分の気持ちが戻りつつある。出る試合を一つ一つこなしていきたい」と話している。

 一昨年の世界選手権女子52キロ級を制した西田優香(了徳寺学園職)は現役続行の意向。千葉県代表として10月の岐阜国体出場を目指している。