<体操:全日本社会人選手権>◇14日◇三重県営サンアリーナ◇男女個人総合

 女子はチュソビチナの存在感が際立った。

 1992年バルセロナ大会から6大会連続で五輪に出場した38歳の大ベテランは、選手兼コーチとして誘いを受けた朝日生命の一員として初出場。

 得意の跳馬はダイナミックな跳躍で観客のどよめきを誘った。

 今月末に始まる世界選手権代表で、2020年東京五輪にも色気を見せる。

 長く活躍する秘訣(ひけつ)を問われると「自分がすることを好きになるだけ。やる気があれば何でもかなう」と金言を残した。