バドミントンの国・地域別対抗戦、男子トマス杯で優勝した日本代表メンバーが26日、女子ユーバー杯準優勝の女子代表とともに、成田空港に凱旋(がいせん)帰国した。

 1949年にスタートした伝統の大会で、史上4チーム目の快挙。団体世界一の座に就いた選手10人らは空港内で記者会見に臨んだ。

 エース格で第1シングルスでチームを引っ張った田児賢一(NTT東日本)は「紙一重の勝負で優勝できたのは、すごいうれしい。同時にもっと上を目指さないといけない、と痛感した大会だった」と総括。主将の早川賢一(日本ユニシス)は「空港に着いてテレビカメラとかの多さに驚いています。メジャーでなかったバドミントンにも、そんな場面がようやく来たな、という感じでうれしい」と喜びを語った。