<卓球:世界選手権>◇1日◇女子シングルス3回戦◇横浜アリーナ

 16歳の石川佳純(ミキハウスJSC)が福岡春菜(25=中国電力)との日本人対決を4-1(10-12、11-4、15-13、11-4、11-7)で制し、ベスト16入りを果たした。

 前日の2回戦で、世界10位を大逆転の末に破った勢いは止まらない。第1ゲームこそ落としたが、第2ゲームからはペースを握った。左右厳しいコースへ打ち分け、北京五輪代表の福岡の変幻自在なサーブにも対応。「苦しくてもつないで、チャンスが来たら打つ」を徹底し、ラリーの応酬でも粘り勝った。「勝負をかけた」第3ゲームを競り勝った時点で、勝利をほぼ手中にした。

 2日の4回戦では、世界33位のユ・モンユ(シンガポール)と対戦する。