東北福祉大の神宮準優勝投手、森山一茂(2年=大分・楊志館)が今季、仙台6大学野球で歴代7位タイのリーグ通算22勝に挑む。昨秋まで無傷の12連勝で、大学日本代表候補にも挙げられている。仮にリーグ戦で、毎週1勝を積み上げれば年間(春・秋)10勝。来年も考えれば、リーグ記録(33勝)に迫るペースだ。今年、成人式を終えた森山は1月30日、年明け初のブルペン入り。3季連続のリーグ開幕投手に向けて始動した。
今年、出身地の大分・宇佐市の成人式で代表あいさつした森山が“二十歳の誓い”を立てた。「取れるタイトルは取りたい。代表にも選ばれたい。それがチームの成績にも結びつく」。昨春の全日本大学野球選手権と秋の明治神宮野球大会でともに2勝をマークし、全国区に名乗りを上げた。大学日本代表合宿にも初参加し「周りとの力関係が分かりました。目標ができ、冬も意識して練習できました」とモチベーションを高めた。
斎藤佑樹(早大)ら注目投手がひしめく“佑ちゃん世代”。チームメートでは最速147キロ右腕・桑鶴雄太、同リーグでは145キロ右腕の阿部博文(東北学院大)ら、来年のドラフト候補がめじろ押しだ。まだ最速141キロと球速では劣るが、同年代屈指のサウスポー森山の持ち味は制球力と球のキレ。「(リーグ通算勝利は)チーム事情もあると思いますが、任された試合は勝ちたい。負けないことを一番意識しています」とリーグ戦負けなしを継続している。
23日からはチーム4年ぶりの米キャンプ(ロサンゼルス)に参加。7月には日米大学野球の仙台大会、8月にはリーグ選抜によるハワイ遠征の話もある。「最低目標は神宮に行くことではなく神宮で勝つこと」。初海外キャンプになる森山は「まず体を大きくして、暖かいところで調子を上げていきたい」と、夏の国際試合登板も目標に掲げた。【佐々木雄高】



