長崎国体・高校野球(公開競技)硬式の部は、決勝戦で明徳義塾(高知)が高崎健康福祉大高崎(群馬)を3-2で下し、初優勝を果たしました。
健大高崎が2-1で1点リードで迎えた7回裏、明徳義塾は1死一二塁から7番森奨真君(二塁・3年)がライト線への二塁適時打で同点に追いつくと、9番の大西主将君(三塁・3年)の内野安打で逆転に成功。
「逆転をして、最後はしっかりしめようとギアを入れ直しました」という先発したエース岸潤一郎君(投手・3年)は、「もう1点もやらない」という強い気持ちで臨んだ8、9回のマウンド。得意のカットボールと、ストレートをコーナーに丁寧に投げ、粘る健大高崎打線を退け国体初優勝を決めました。
「3年間、全国優勝を目標にやってきた。最後に達成できてうれしいです。甲子園では2回戦で負けていたので、この国体では勝ちにこだわる気持ちが強かったんです。その気持ちが優勝につながったと思います」(岸君)

- 優勝を決めた明徳義塾ナイン
この国体ではU-18アジア選手権で仲良くなった東海大四のエース、西嶋選手とググラブを交換。初戦から、そのグラブでマウンドに上がりました。初戦、2戦目と西嶋君を真似たスローカーブを投げてみせましたが、さすがに点数が均衡した決勝戦では封印。
「最後はスローカーブを投げることができませんでした。でも、アイツのグローブで優勝しましたよ」と、友情の優勝に笑顔を見せました。
「2年半、監督さんの下でやってきて。いい仲間たちと一緒に頑張ってこられて、本当によかったです。しんどいことはたくさんあったけど、こういう形で終れて十分満足しています」
誰よりも長くプレーができた。最後に笑顔で終えた岸君の高校野球でした。
岸君、そして明徳義塾の選手たち、優勝おめでとう!




