楽天早川隆久投手(27)が連敗ストッパーとなった。味方が1点を先制した直後の7回。前日に本塁打を放ったソフトバンク先頭の山川に対し慎重に攻めた。「あそこで1発もらったら、せっかく試合が動き始めた中で振り出しに戻ってしまう。自分としても悪い流れになると思ったので、丁寧に入った」。内角中心に投球し、最後は7球目のカットボールで空振り三振。後続も退け、この日初の3者凡退で締めた。

今季最多の120球を投じ、7回3安打無失点9奪三振と力投した。「こういう強いチームをたたいていかないと上は見えないと思う。ソフトバンクに勝てたことは自分の中でも自信になりますし、チームとしてもここからいい勢いに乗っていけるかなと」。チームの連敗を6で止めた。

今季初登板から4試合連続のハイクオリティースタート(HQS、7回以上、自責2以下)を達成し、今季2勝目をつかんだ。16イニング連続無失点とし、規定投球回には到達していないものの、防御率0・93と安定した成績を残す。

敵地福岡での一戦はピカチュウが来場するなど「ポケモンベースボールフェスタ」として開催された。本拠地で同イベントが行われた際に今季初勝利を挙げ、「ポケモン-」は2戦2勝だ。少年時代はカイリュー推しだったという早川は「ポケモンの日でしっかり2勝できてるので。これから毎登板、ポケモンの日でもいいかなと思う」と笑った。

24年から2年連続で開幕投手を務め、同年に球団左腕初の2ケタ勝利を飾った実力を存分に発揮した。「0点で抑えればチーム自体負けないっていうところは絶対変わらない」。強力打線を無失点で封じ、約3週間ぶりに白星をゲットした。【山田愛斗】