<高校野球秋季東海大会:県岐阜商2-1いなべ総合学園>◇25日◇準決勝◇三重・四日市霞ケ浦球場

 県岐阜商(岐阜2位)が延長10回サヨナラ勝ちでいなべ総合学園(三重1位)を下し2年ぶりのセンバツ切符をほぼ確定させた。

 プロ注目右腕の高橋純平投手(2年)が球場表示で最速152キロを9回に2球、プロスカウトのスピードガンで151キロを計測するなど、持ち味である力のある直球を投げ込んだ。

 9回に失策で追いつかれたが、「あわてずに投げようと思った」と後続を切り歓喜を呼び込んだ。サヨナラの瞬間、きわまったような表情を浮かべた高橋は「甲子園が浮かびました。ずっと行きたいと思っていたので」と笑顔を見せた。

 26日の決勝で静岡(静岡1位)と対戦する。