<高校野球北北海道大会>◇25日◇決勝

 旭川大高が5-1で帯広大谷に快勝した。左腕エース柿田竜吾(3年)が6安打1失点。最後の打者を三振に打ち取ると、センター方向に体を向け、両手を突き上げた。「最後は絶対空振り三振を取ってやると思った」。180センチ、70キロと細身の体を目いっぱいに使った今大会847球目は直球で締めくくった。

 旭川地区予選から7試合連続の2ケタ奪三振はならなかったが、武器のスライダーを駆使し、三振は9個。全試合計60イニングを1人で投げ切り、チームを北北海道最多となる7度目の全国舞台に導いた。端場雅治監督(40)も「今日は苦しそうだったけど、抑えるのはすごいですね」と今大会計88Kのエースをたたえた。次に目指すは甲子園での勝利だ。「スライダーは打ち取ることもできるし三振も狙えるので、もっと磨きをかけて甲子園に行きたい」と、すがすがしい表情で前を向いていた。

 ◆旭川大高

 1898年(明31)、旭川裁縫専門学校として創立の私立校。1970年(昭45)、北日本学院大高校から現校名に改称。普通、体育、ライセンス、特進の4コースがあり、生徒数533人(うち女子263人)。野球部は64年(昭39)創部、部員は34人。甲子園は春の出場はなく、夏は6度の出場。主なOBには元近鉄・鈴木貴久氏(故人)、陸上の高平慎士らがいる。北海道旭川市永山7条16丁目。福田良明学校長。