虎の守護神マテオがクリーンアップ斬りで初セーブを記録した。1点差の9回からマウンドに上がり、先頭遠藤を初球の直球であっさり二ゴロ。3戦連発の大砲ビシエドも、続く平田も切れ味鋭いスライダーで空振り三振を奪った。どうだ! と言わんばかりに完璧な内容で試合を終わらせた。巨漢ストッパーは「自信を持って投げられた。初セーブはおまけみたいなもの。チームが勝って良かったよ」と、余裕たっぷりに話した。

 前日26日の初登板はセーブ機会ではなかったが、この日はいきなり1点リードのしびれる場面。それでも「点差は考えないようにしている」とヒゲを伸ばした表情は落ち着いていた。抑えとして経験豊富な右腕は異国のマウンドでも泰然自若。前日の記念ボールはいったんズボンのポケットに保管した後、金本監督の初勝利ということで喜んで差し出した。この日は「もらったよ」とウインク。笑顔に充実感が満ちていた。