楽天は31日、育成の片山博視内野手(28)が投手に再転向すると発表した。

 06年ドラフト1位で投手として入団した左腕の片山は、左肘を痛めていたことから昨年2月に野手へ転向。今年2月の久米島キャンプ紅白戦では、バックスクリーンを越える推定150メートルの場外弾を放っていた。

 再転向の主な理由は左肘の状態が大きく回復したこと。球団関係者によれば、もう1度投手で勝負したいという思いが強まり、各方面から意見を求めた末に自ら決断したという。

 球団を通じ「投手として再び1軍のマウンドに立てるように一生懸命頑張ります」とコメントした。