日本ハム北山亘基投手(27)が2年ぶりの完封勝利で、史上7チーム目の通算5000勝に花を添えた。「結果的に節目のタイミングでいいピッチングができたのはうれしく思います。次は1万勝の時にまたできたらいいなと」と、真顔で報道陣の笑いを誘った。

この日最速となった154キロの直球を主体に、7回以外は三塁を踏ませない投球で、オリックス打線を封じた。24年ロッテ戦(エスコンフィールド)以来、自身2度目の完封で今季2勝目。散発3安打7奪三振で無四球完封は初となった。

初出場のWBCでは侍ジャパンの「お茶たてポーズ」を考案したことで話題に。一方でシーズンへ向けて調整が遅れ気味だったが、8回を投げ終えた後、新庄剛志監督(54)に志願し、9回のマウンドに上がった。「目線を送ってアピールしたら『行きたい?』って。行きたいって言った以上は抑えないといけない」と気合満点の投球だった。

チームは優勝候補に挙げられながら、苦戦が続く。そんな中での2カード連続の勝ち越しに「いつか自分もエースと言われるようなピッチャーになりたい。自分の目指している投手像にちょっと近づいたんじゃないかなと」と、胸を張った。

▼球団通算5000勝=日本ハム 3日のオリックス9回戦(エスコンフィールド)で今季15勝目を挙げて到達。初勝利はセネタース時代の46年4月28日ゴールドスター戦(後楽園)で、通算成績は5000勝5381敗394分け。5000勝到達は巨人、阪神、中日、オリックス、ソフトバンク、西武に次ぎ7球団目。1万775試合で到達は、オリックスの1万48試合を抜いて最も遅い到達。

▽日本ハム栗山CBO(球団通算5000勝達成に)「大きな節目の勝利を刻んだこと、うれしく思います。おめでとうございます。その一部に、監督として関われたことに感謝していますし、今でもひとつひとつの白星をはっきり覚えています。ファイターズの素晴らしさ、特長はもちろん選手たちの力もありますが、なによりもファンの皆さんと強固なフロントとの一体感です。この1勝を通過点にして、さらに球団の歴史を紡いでいってほしいと願っていますし、私もそのために全力を尽くしていきます」

▽日本ハム小村球団社長(球団創設5000勝に)「先人たちが積み上げてきた数字なので、ひとつの区切りとして大切にしていきたいですし、次の6000勝、7000勝へとファイターズがしっかり頑張れるようにやっていきたいと思っています。これからもご声援よろしくお願いします」

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