ロッテ先発の二木康太投手(20)は、6回6安打3失点(自責2)で5敗目を喫した。

 最速144キロの真っすぐにはキレがあり、自己最多となる10奪三振を記録。それでも、3回に味方の失策から先制を許し、4回には2死走者なしからの四球をきっかけに2点を追加された。

 「失点を減らしたい。6回で代わったら先発の仕事としては、物足りないです」と反省した。

 連勝が4で止まった伊東勤監督(53)は「追加点を打たれた打者(炭谷、鬼崎)は、四球の後の初球、初球。一呼吸を置いていけば、何てことない。打者との駆け引き、呼吸が合ってしまった。2アウトで焦りもあったのかな。結果、試合は作ったけど、味方が点を取れず、力みになったのかも知れない」と話した。