巨人３軍が、川崎市のジャイアンツ球場でプロ・アマ交流戦で警視庁と対戦し、９－０で大勝した。

　巨人の先発はマヌエル・ソリマン投手（２６）。７回無失点の好投を見せ、ペレス、高橋慎の継投でノーヒットノーランリレーを演じた。警視庁は「４番・指名打者」で元巨人の加登脇卓真がスタメン出場。１打席目は２死二塁から、空振り三振に倒れ、２打席目も変化球にバットが空を切った。３打席目も凡退し、４打席目は特大のファウルでスタンドを沸かせたが、ニゴロで試合終了した。

　巨人川相３軍監督　選手たちには全力を尽くして戦おうと。今、持てる力を存分に発揮してくれた。（警視庁は）ゲッツーもきっちり取りましたし、守れていた印象ですね。

　警視庁・井上監督　点差以上の実力差を感じた。ここまで打てなかったのはなかった。練習するしかないです。（巨人との対戦は）いい経験、有意義な時間でした。

　警視庁・加登脇　室内練習場は変わりましたが、他は同じで昔を思い出しながら、試合をした。（ソリマンは）速かったです。クラブチームとの対戦では１４０キロを超えるボールはなかなかないので。いい刺激にもなりましたし、また試合をやってもらえるように頑張りたいです。