阪神がヤクルトとの直接対決に敗れ、首位陥落した。今季2度目の2桁失点で黒星は22日DeNA戦(横浜)以来3試合ぶり。序盤にまさかの劣勢を強いられた。
2回、ヤクルト先頭の赤羽の打球を三塁佐藤が悪送球。ここから先発の才木浩人投手(27)が1イニング6失点を喫した。守備からリズムがと問われた藤川球児監督(45)だったが「でも、才木がね、ビシッと行かなきゃいけないね」と厳しい口調で制した。
味方の失策をカバーできず、無死一塁から3連打を浴び2失点。右翼森下と中堅福島が“お見合い”してしまう不運な当たりもあったが、その後も投手の吉村に四球を与えると2本の2点適時打を許した。
自己最短タイの2回6安打6失点。前回21日DeNA戦でも5回6失点だった右腕に、指揮官は珍しく苦言を呈した。「ゲームの中で試してるようなところが出たらダメだと思います。9連戦の頭いったピッチャーですから」。さらにチーム全体へも「練習でやっていることを試しているみたいに見える選手もいるので、これはあってはならない」といましめた。
左手首を骨折した近本が離脱して迎えた一戦で、7回に中野が、8回に森下が自打球を受けて途中交代。状態が心配される中、もう1度引き締めてグラウンドへ向かう。【磯綾乃】
◆阪神のイニング6失点 昨季2度あり、ともにヤクルト戦だった。7月11日(甲子園)は2回に、村上が内山に満塁弾を浴びるなど6失点。9月21日(神宮)の5回には、先発の伊藤将がイニング7安打を浴びるなど6失点した。



