ヤクルト内山壮真内野手(24)が帰ってきた。左脇腹の張りで春季キャンプ中に離脱。この日、出場選手登録され、即「3番二塁」でスタメン出場した。2回1死二、三塁で阪神才木から中前に2点適時打を放った。
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内山には昨季、飛躍を遂げるために欠かせない時間があった。スタメン出場が増えたのは5月。「5月ぐらいからずっと試合に出ていて、6月ぐらいにはなんとなくですけど、土台というのは見えてきている感じはあった」。手応えを感じ始めたのも同時期だった。
「それのおかげで土台が固まったのもある」
土台作りにつながったのは毎朝繰り返す同じ練習だった。まずは置きティー打撃を行い、その後は試合での投手と同じ方向から投げてもらって打つティー打撃。毎試合の練習前に基本的な練習で汗を流し続けて基礎固め。吉岡打撃コーチが見つめる中で打ち込んだ。
「ボールを捕まえるまでの捕まえにいき方とか、捕まった打球と捕まっていない打球の違いとか、すごく的確なアドバイスをいただけた」
昨年はシーズンを通して同じ打ち方を続け躍動。初めて規定打席に到達し、116試合で打率2割6分2厘、8本塁打、48打点をマークした。
今年は下半身の使い方を大きく変えるなどさらなる躍動へ改善。その中で、今季に向けてもオフシーズンからその「土台」は基本的に変えず調整してきた。今季初の1軍昇格を果たし、いきなり適時打。毎朝の練習はこれからもまたやっていく予定だ。【塚本光】



