中日ドラフト1位小笠原慎之介投手(18)が「三度目の正直」でプロ初勝利を目指す。13日、ナゴヤドームで投手練習に参加した。「日本生命セ・パ交流戦」の16日ロッテ戦で本拠地デビューする予定。「いいんじゃないですか。やるだけです」と引き締めた。
この日の同ドームのグラウンドは少し様子が違った。前日12日にはEXILEのATSUSHIのライブがあった。撤収しながら、人工芝を敷いている真っ最中。スタッフが作業する中で小笠原はキャッチボールやランニングメニューで汗を流した。ドラフト1位左腕の本拠地初登板に、準備は着々と進む。
チーム事情も小笠原に「風」が吹いているようだ。先発ローテーションの順番を入れ替え、バルデスが中4日で今日14日の同戦に先発。登板後に助っ人左腕の出場選手登録を抹消すれば、2軍調整中のエルナンデスとの入れ替えも可能で、打線に厚みが生まれる。2試合連続で勝ち投手の権利を得ながら白星に恵まれなかった高卒ルーキーをバックアップする。
小笠原本人も中8日と間隔が空き、万全の状態で先発できる。12日までの西武プリンスドームでは下半身を意識したメニューにも取り組んだ。首脳陣から「野球をもっと勉強しておけ」と言われ、数多くベンチ入り。友利投手コーチは「勝てばプラスになる。まだ慎之介は名古屋で投げられてないし」。小笠原が初白星へ追い風に乗る。【宮崎えり子】



