節目の記録達成でチームを勢いづける。巨人は完全休養日明けの21日、リーグ再開初戦となる24日DeNA戦(横浜)に向け東京ドームで練習を再開した。村田修一内野手(35)は史上43人目の通算1000打点まで残り2。古巣相手にメモリアルな一打を決め、オリックスと並ぶ12球団ワーストタイの221得点と沈黙する打線を覚醒させる。2軍調整中だったマイコラスと片岡も1軍に合流。6ゲーム差の首位広島追撃へ、準備を整える。
絶好の舞台が整った。村田は通算1000打点まであと2と、1試合での到達も射程圏内にある。次戦の舞台は、かつての本拠地・横浜。「初めて試合に出たのが横浜スタジアム(03年3月28日阪神戦)で、初打点は巨人戦(同年4月2日)。巨人のユニホームを着て横浜で決められれば」とロックオン。思い出の地で迎えるリーグ再開初戦での到達を視野に入れた。
村田にとって、打点とは「勝利に直結するもの」と言う。だが、今季は積み上げに苦労してきた。打率は3割1厘6毛でリーグ8位も、14打点は12球団の規定打席到達者でブービー。打点の少なさが12球団ワーストタイのチーム総得点数につながっていると、自責の念を持つ。「打点を期待されているのに、14打点まで何カ月もかかっている。1000打点は、本当は(39打点に終わった)去年の目標だったんです。遅いぐらいですよ」と、今では大台クリアを通過点としかとらえていない。
だからこそ、チームを波に乗せる一打にする。「ホームランならいいですけど、とにかく、横浜で決められて、それで試合に勝てれば一番いい」と勢いをつくると約束した。高橋監督も「長年積み重ねてきた数字だし達成できればいい。チームの勝利につながれば、なおいいですね」とメモリアルな一撃を期待した。
首位広島とはゲーム差を6まで広げられた。首位と6ゲーム差まで引き離されるのは4年ぶりの屈辱。これ以上、離されるわけにはいかない。広島猛追には、打線の復調は絶対条件だ。「記録よりも、勝てるように頑張る」と引き締めた村田が、反攻のキーマンの1人になる。【浜本卓也】



