楽天先発の則本昂大投手(25)が、6回11安打6失点で今季4敗目を喫した。

 雨が降りしきる悪天候の中、初回を3人で抑え好調なスタートを切ったが、2回2死から失策と4連打で3失点。3回に1点、4回にも4安打で2点を失い、リズムに乗れないまま6回でマウンドを降りた。

 交流戦は3勝無敗。防御率も全体2位の0・72と好成績を残した。リーグ戦が再開し初戦を託されたエースだったが、首位ソフトバンクの前に屈した。試合後、則本は「11安打を打たれれば勝てるわけがない。相手(和田)は途中(6回)までゼロだった。その差が出た」と厳しい表情で投球を振り返り、「(次回登板まで)時間があるので反省するところはして、次にいかしたい」と、すぐに気持ちを奮い立たせた。