ロッテが初回に3点を先制した。

 先制点は、リプレー検証の末に奪った。1死二、三塁でアルフレド・デスパイネ外野手(30)が遊ゴロ。三塁走者の高浜は本塁へ突っ込み、三本間で挟まれた末に本塁へ滑り込んだ。ボールは遊-捕-三-投と転送され、最後は野上が高浜にタッチしてアウトの判定が下された。

 だが、伊東監督がすぐにベンチを飛び出しアピール。審判団もリプレー検証に入った。5分以上の時間をかけ検証した結果、高浜の生還が認められ、判定が覆った。

 場内アナウンスで、責任審判の橘高審判員が「セーフの判定をしましたが」と言い間違え、場内がざわつく場面もあった(正しくは「アウトの判定をしましたが」)。なお、三塁金子が本塁ベースカバーに入った野上に送球する前に落球しており、金子の失策が記録された。

 試合は1死二、三塁で再開。ナバーロが左前に2点適時打を放ち、この回だけで3点を奪った。