東大から大越健介以来33年ぶりに日米大学野球の侍日本大学日本代表に選ばれた宮台康平投手(3年=湘南)が、3回を無安打1四球無失点。15日に神宮で行われる第3戦に先発することが決まった。

 この日はオープン戦初戦の先発を務め、最速146キロの直球とスライダーなどで都市対抗に出場する社会人打者を圧倒した。

 3三振を奪い3回1死から初めて四球で走者を出したが、二ゴロ併殺打に仕留めて無失点で切り抜けた。

 宮台は「結果として満足はしています。(第3戦先発を)言われたので、そこに合わせて調整したい。監督から正式に言われた時は『来たか!』と思いました」と笑顔を見せた。なお12日の第1戦は桜美林大・佐々木千隼投手(4年=桜美林大)、13日の第2戦は明大・柳裕也投手(4年=横浜)が先発する。

 横井人輝監督は「宮台は皆さんの期待通りに投げさせます。開幕を佐々木、第2戦を柳、第3戦が宮台。第3戦で優勝します」と話した。

 宮台の投球内容は以下の通り。

<1回>

1番五十嵐 5球目に142キロ。フルカウントから128キロのスライダーで空振り三振

2番和気 144キロ直球で左飛

3番久保 140キロ直球で空振り三振

<2回>

4番常道 144キロ外角高め直球空振り三振

5番山田 144キロ直球で追い込み131キロのチェンジアップで遊飛

6番対馬 131キロで遊ゴロ

<3回>

7番平尾 3球目に145キロ。続く146キロ直球で二ゴロ

8番前田 3-1から直球外れ四球

9番栗林 127キロで二ゴロ併殺打