今秋ドラフト1位候補の桜美林大・佐々木千隼投手(4年=日野)が12日に新潟で開幕する日米大学野球で侍日本大学代表の開幕投手を務めることが決まった。

 オープン戦後の会見で横井人輝監督が明らかにした。13日の第2戦(新潟)は明大・柳裕也投手(4年=横浜)、15日の第3戦(神宮)は東大・宮台康平投手(3年=湘南)が先発する。

 この日の試合中に横井監督から正式に伝えられたという佐々木は「初戦は大事なんで1勝できるよう頑張りたい」と話した。

 佐々木はこの日、4番手で登板。4回を2安打無失点、5三振を奪う好投を見せた。

 最速は150キロをマーク。対戦した三菱日立パワーシステムズ横浜の4番・常道翔太外野手(24=東海大)は「全員いいピッチャーでしたが、特に最後に投げた佐々木投手。真っすぐとスライダーがすごくキレていました。コースに決まったらなかなかバットに当たりません」と絶賛していた。