西武牧田和久投手(31)が好救援で連敗ストップに導いた。

 中村の適時打で同点に追いついた直後の7回からマウンドへ。打者3人を9球で片付けて流れを呼び込み、直後に森の決勝打につないだ。続く8回は味方の守備のミスも絡み得点圏に走者を背負ったが、無失点で切り抜けグラブをひとたたき。2イニングを無安打無失点に抑え、チームトップの7勝目を手にした。

 右膝痛で6月16日に登録を抹消。同12日中日戦以来、約1カ月ぶりの登板に「ケガで1カ月、チームに迷惑をかけてしまった。絶対ゼロで抑えようと思ってマウンドに上がりました」と力を込めた。故障前と変わらぬテンポのいい、落ち着いた投球を披露。「(リズムは)自分の持ち味。どうしても点をやれない場面でしたし、何とか(流れを)持って来なきゃと思った。これからもやるべきことを、しっかりやっていきたい」と表情を引き締めていた。