日本ハム大谷翔平投手(22)の先発ローテ復帰への道筋が固まってきた。ブルペンで50球ほどを投げた9日から一夜明けたが、体の状態に問題はなかった。栗山監督は「昨日(9日)の感じを聞くと、バックはしていない。前には向かおうと思っている」と、投手調整を本格的に再開させる意向を示した。

 今後も、日々コンディションを確認しながら慎重に進めることになるが、目標としているのはソフトバンクと激突する21日同戦(札幌ドーム)での復帰。同監督は「これだけ(間隔が)空いたら、段階を踏んでいかないとダメ」と話しており、16日からのオリックス戦(同)で中継ぎ登板を挟むことを模索している。