投手復帰2戦目となる日本ハム大谷翔平投手(22)は、3回に自身が持つ日本最速記録を更新する164キロをマークした。

 3回1死二、三塁のピンチで、オリックス糸井への初球、内角ストレートが164キロを計時。しかし、右前へ打ち返され、2点を失った。4回にも2死二塁、5回には1死三塁のピンチを背負ったが、後続を打ち取り、5回4安打、9奪三振2失点で降板した。4回に味方打線が2点を返しており、勝敗はつかず。

 「先制点を取られてしまったんですけど、野手の皆さんが追いついてくれたので感謝したいです。内容的には、ランナーを出してからが課題ですね。後半はよくなってきてたんで、きょうの反省を次に生かしていきたいです」。復帰2戦目ということで87球で降板したが、そのうち22球が160キロ台だった。