ソフトバンク工藤公康監督(53)が日本ハムとの決戦を前に、チーム一丸で臨む決意を表した。

 20日は午前10時半にヤフオクドームに入り、グラウンドには姿を見せず、約7時間、ベンチ裏にこもった。

 19日のオリックス戦は4時間58分の死闘の末に、引き分け。ゲーム差はないが、首位の座を守っている。3連覇を左右する2連戦。「直接対決なので、注目もある。選手の思いが変わって当然だと思う。投手は投手、野手は野手、全員でしっかりと戦えるようにするのが、大事だ」と力をこめた。自らが指導してきた千賀、武田の若き右腕に先発を託す。