<広島0-4楽天>◇15日◇マツダスタジアム

 広島打線が楽天先発田中に封じられ、今季10度目の完封負けを喫した。1回に1死一、二塁、7回に無死三塁の好機を得たが、得点に結びつかず。150キロ超の速球とスライダー、フォークのコンビネーションに歯が立たなかった。野村謙二郎監督(44)も「ボール球を振るのは仕方ない。防御率もいいし、球も速い。スライダーでも、あれだけ腕を振る。うちは発展途上のチーム。見極めて打つ技術がない」と脱帽した。3連敗を喫して、5位に落ちた。