巨人は17日、新設した「GM職」体制強化のための人事(7月1日付)を発表した。運営部次長兼査定室長だった三井康浩氏(50)が編成本部統括ディレクターに、育成部統括ディレクターだった松尾英治氏(46)がGM補佐に、スカウト部だった大森剛氏(43)が育成部ディレクター、スカウト部兼務に、それぞれ就任する。

 全員が選手としてプロを経験しており、さらに、三井氏はチーフスコアラー、松尾氏はマネジャー、大森氏はスカウトと、三者三様の経歴を持つ。川崎市のジャイアンツ球場で会見した清武GM兼球団代表は「この3人で、3年後を見据えたチームを計画的に作っていきたい」と、3人の助けを得ながら、団結してチーム編成に取り組みたいと意欲を明かした。