巨人亀井義行内野手(27)と坂本勇人内野手(22)がハードな特守に悲鳴を挙げた。8日、コロコロと転がるボールを両足を広げて重心を低く捕球するのを繰り返した。地味ながら下半身を酷使する練習に、坂本は「意志力!」と叫び、亀井は過呼吸のような状態になり「酸素がほしい」と歯を食いしばった。2人ともヘトヘトになった様子だったが、勝呂内野守備走塁コーチは「(練習の意図は)足を使う、重心を落とす。下半身の強化です。1年間やれる体力を作らないと。僕には楽そうに見えた。この3倍はやらせたい」と涼しい顔で話した。