巨人宮崎春季キャンプ第3クール2日目の12日、初の紅白戦が行われた。育成左腕の大立(おおだち)恭平投手(24)が白組の4番手で登板。1回を被安打2、3失点にも前向きだった。

 先頭の石井義人内野手(33)に安打を許すと「リズムが崩れました」。続く高口は打ち取ったものの鬼屋敷に死球で一、三塁のピンチを招き、隠善智也外野手(27)に内角直球を右翼席まで運ばれた。

 登板後「状態は悪くなかった。ただ厳しい所を狙いすぎて力んでしまった」と反省。それでも、隠善の本塁打には「ショックはありません」と話す。「狙った所にしっかり投げられた。相手が一枚上手だったか、自分の力不足です。もう1度チャレンジしたい」と次戦の登板に闘志を燃やした。