<ヤクルト0-7DeNA>◇11日◇神宮

 DeNAの打線改造が実った。8日に1軍昇格したばかりの山崎憲晴内野手(25)を2番、好調の森本稀哲外野手(31)を3番に起用。1回には1死から山崎の四球と森本の右前打で一、三塁と先制の舞台を演出し、3回には先頭山崎が左前打、森本が死球で大量5点のきっかけをつくった。「積極的にいこうと思っていた。これを続けたい」という山崎に、中畑清監督(58)は「いいですね。声も一番出ているし自分にダブって見える。レギュラーを取る時というのはこういうもの」と高い評価を与えた。