<DeNA7-5ヤクルト>◇16日◇横浜

 DeNAはキャプテン石川雄洋内野手(26)の一振りで、連敗を4で止めた。石川は5-5の6回1死三塁で増渕の初球を迷いなく振り抜き、中越えに勝ち越しの2ラン。3年ぶり、通算4本目の本塁打に、右手でガッツポーズを決めた。

 リードオフマンとしても3安打1四球3得点と申し分ない活躍だった。「最高です。ああいう場面で打てて良かった」と喜びをかみしめた。それでも、キャプテンとしてチームの不振の責任を感じており「1試合1試合どう戦っていくか。助け合っていければ」と気を引き締め直した。