日本ハムから交換トレードでDeNAに移籍した加藤政義内野手(26)が18日、横浜市内の球団事務所で入団会見を行った。

 今年7月に左膝半月板部分切除手術を受け、今季は1軍未出場に終わっていたが、患部は順調に回復。すでに打撃練習、守備練習もこなしており、「今は8割くらいの力で走れるようになっています。春から万全の状態でいけると思う。(トレードを)聞いたときは、頭が真っ白になりましたが、(DeNAから)ほしいと言って頂けるのは、逆にチャンスと思ってうれしかった。1年間1軍でプレーできるように、頑張っていきたい」と、新天地での活躍を誓った。

 同席した高田繁GM(68)は、日本ハムのGM時、東北高時代の加藤をマークしていたこと明かし、「足も速いし、内野はどこでも守れる。打撃もシュア。まだまだ若いし、チャンスをつかんでもらえれば大きな戦力になると思う」と、期待を込めた。