阪神育成の原口文仁捕手(21)が19日、シート打撃で左翼へ特大弾を放った。

 ベテラン加藤の初球、内角高めを打ち返した。守る野手が1歩も動かない当たりは、左翼ネットを揺らした。

 「練習でできている通りにできた。しっかり振ることだけを考えた。少しでもアピールしていかないといけないので」と表情を引き締めた。

 平田2軍監督は「見事なホームラン。難しい球だったよ。フミ(原口)のバッティングは違うよ」と評価した。