阪神は9日、海外FA宣言していた鳥谷敬内野手(33)が残留することが決まったと発表した。

 前日8日夜、高野球団本部長に電話連絡があった。

 鳥谷は球団を通じ「海外FA権を得て、FA宣言をさせていただきましたが、熟考に熟考を重ねた結果、残留することを決意しましたので皆様にお知らせさせていただきます。決定が遅くなってしまい、ファンの皆さん、球団の方々、選手の皆さんにはご心配をおかけしました。『リーグ優勝』、『日本一』を勝ち取り、その喜びを共に分かち合えるよう、今シーズンも全力でプレーさせていただきたいと思います」とコメントを出した。

 現役最長で歴代3位の1466試合連続出場中の鳥谷の残留は、他選手のポジションコンバート等に揺れていたチームにとって大きな朗報となった。