阪神西岡剛内野手(30)が4日、沖縄・宜野座キャンプに参加し、高代作戦兼内野守備走塁コーチとのやりとりでファンを笑わせた。

 午前のシートノックで二塁に入り、軽快な動きを披露。ところが「4-6-3」の併殺を狙う場面では1度、遊撃鳥谷への送球がそれた。鳥谷が体勢を崩しながら捕球、送球し、スムーズに展開。西岡は次のプレーに向けて移動を始めたが、ノッカーの高代コーチから「剛、もう一丁!」と声がかかった。まさかの展開に「え、オレ?」と切り返し、スタンドからは笑い声が漏れた。すぐさまポジションに戻ると「さあ、行こう」と完璧なプレーを見せて“リベンジ”を果たした。