JKは大丈夫!
23日のアスレチックス戦で不振だった阪神ジェフ・ウィリアムス投手(35)が26日、鳴尾浜のブルペンで投球フォームを微修正した。約40球を投げ込み、体重移動などをチェック。同日の試合では4与四球5失点の惨状だったが、復調の手応えをつかんだ様子だ。一方、右足親指の痛みを訴えて25日に別メニュー調整だった久保田智之投手(27)も本隊に復帰。軽快な動きを披露するなど事なきを得た。開幕を間近に控え、JFKが不安要素を解消させた。
来日6年目のウィリアムスが「メジャーの呪い」を振り払った。鳴尾浜のブルペンに入り、約40球を投じる。体重移動、右肩の開き、そして制球…。投球動作に細心の注意を払いながら、感覚を確かめた。
ウィリアムス「バランスを意識して投げたよ。右半身が早く突っ込みすぎていたからね。ゆっくり(軸足の左足に体重を)ためて、ということに注意したよ」。
思わぬ打たれっぷりだった。誤算が生じたのは、開幕への最終調整だった23日アスレチックス戦(東京ドーム)だ。通常より硬くしたメジャー仕様のマウンドになじめず、制球を乱した。4四球を与え、マーフィーに満塁弾を許すなど5失点。1イニングを抑えきれず、途中降板した。
「ゼンゼン、ダイジョウブ!」と笑い飛ばし、中西投手コーチも「球自体は悪くないし、心配していない」と話すなど、昨季65回1/3で、わずかに9失点(防御率0・96)だった実力に疑問符はついていない。それでも、1試合5失点は04年9月26日の巨人戦(東京ドーム)以来。「異変」だったことは間違いない。
制球難の原因は分かっていた。この日は微妙に狂った投球フォームを修正。久保チーフ投手コーチも「みんな元気だよ」と話した。右足親指を痛めた久保田もこの日復帰。懸案事項も解消しつつある。
今季はマイペース調整に努め、ゆるやかに状態を上げてきた。23日の登板も、今季初マウンドだった17日巨人戦(東京ドーム)に続いて2試合目の実戦だった。プレー不足は否めないが5年間の経験で補う。
明るい表情で「春のキャンプが長かったからね。(開幕について)カモン!
カモン!」とファイティング・ポーズを取った。JFKを襲ったアクシデントもかき消し、開幕から全力で左腕を振る。【酒井俊作】



