<中日5-3広島>◇29日◇ナゴヤドーム

 中日荒木が攻守に渡ってチームを引っ張った。3回に右翼線へ2点目となるタイムリー二塁打を放つなど3安打猛打賞。さらに守備でも7回2死二、三塁のピンチで栗原のセンターへ抜けようかという当たりを驚異的な守備範囲で追いついて、アウトにした。「オープン戦が(調子の)底だったと思う。守備は足がよく動いた」と話した。自身がテーマに掲げる「積極性」という言葉にぴったりの働きだった。