<楽天7-2日本ハム>◇29日◇Kスタ宮城

 日本ハム新外国人の4番ターメル・スレッジ外野手(31)に、待望の来日第1号が飛び出した。初回2死一塁、カウント1-3から楽天田中の速球142キロ直球を振り抜くと、打球は右翼席に届いた。オープン戦でも本塁打がなかったが、開幕から23打席目での1発。遅ればせながら来日初打点も付いた。

 試合後は「負けたんで打っても仕方ない。勝たないと意味がないから」と神妙な顔つきだった。6回の3打席目では1死一、三塁の好機に空振り三振。2三振を喫した田中に「アグレッシブに攻めてきて、いい投手だった」と振り返った。

 米国時代の愛称が「スレッジハンマー(大きな金づちの意味)」だった新助っ人が、初の遠征試合で名刺代わりの一撃を放った。昨季、長打力不足を露呈した打線にとって、メジャー通算25本塁打男の目覚めの1発は、この日の数少ない明るい材料だった。