<楽天3-4西武>◇20日◇Kスタ宮城
マー君で止まった。本拠地全勝と、地元仙台では無敵を誇った楽天が、延長10回に力尽き、西武に負けた。「地元連勝?
全然忘れてたよ。いつかは止まるよ。そんなこと考えて野球やっていない」。仙台初の「マンブーマン(ボヤく男の英訳)」となった野村監督は、ぶぜんと話した。
延長まで粘った試合だったが「あの1球」と振り返れば、田中将大投手(19)が喫した1回の2ランだった。2死二塁。打者ブラゼル。試合前のミーティングで、ここまで内寄り直球は無安打というデータが確認されていた。外国人に対して、初球の直球は禁物というのが定石だが、データを背景に、裏を読んだ配球のはずだった。田中が投じた146キロは、ものの見事にバックスクリーン右に吸い込まれた。
野村監督は「余計な点ですよ。嶋の配球ミス。簡単な打者なのにさ」。2打席目からのブラゼルは、スイングした11球中、変化球10球を空振りし、4連続空振り三振。なおさら、ボヤかずにはいられなかった。
2回までに3点を失ったが、田中は立ち直り9回140球を投げ抜いた。ブラゼルへの初球直球について、田中は「悔いはないです」と話すが、本拠連勝は8でストップ。手痛い1発だった。【金子航】



