阪神新井が29日の広島戦に「3番一塁」でスタメン出場する。7月27日中日戦以来、実に64日ぶり。開幕からチームを勝利に導いてきたポジションで、完全復活のときがやって来る。腰の疲労骨折が治ったばかりだが、首脳陣はその存在感に期待する。吉竹チーフ野手兼打撃コーチは「もう普通の選手としてね」と特別な配慮はしないことを明言。復帰2戦目でレギュラー選手と同じ扱いにする考えを明かした。
28日、チームは甲子園で全体練習を行ったが、新井は休養に充てた。権田トレーナーは「試合後の状態は、全く問題なかった。これからもしっかりと体幹部分を継続して強化していきたい」と話した。復帰戦の一塁守備を見た和田守備走塁コーチも「あの守りを見ていたら、いけそうだね」と復調に太鼓判を押す。
思えば3月28日の横浜戦。岡田阪神の初陣は新井-金本-今岡のクリーンアップでスタートした。今岡は不振で長期離脱したが、この並びが理想型だ。前夜の復活劇を見た広沢打撃コーチは「あれで打つんだから。やはり何か持っているよな。まだバットは振れていないけど、感心した」と新井の持つ力に驚いた。残り9試合ですべてが決まる段階での復帰はこれ以上になく大きい。快進撃の再現を期待するのも自然の流れだ。




